Japan Baotist Union
Japan Baptist Foreign Mission Society
日本バプテスト海外伝道協会 紹介
American Baptist Convention
Myanmar Baptist Convention
Thai Karen Baptist Convention
Convention of Philippine Baptist Churches
Uniting Church in Sweden
2024年8月タイ・チェンマイ地区訪問報告
2024年8月31日 安倍砂貴
■訪問時期;2024年8月14日(水)-8月22日(木)
■訪問者; 2名(海外伝道協会)
森島牧人会長、島田正敏兄、安倍砂貴(通訳)
その他、関東学院六浦小学校関係者(教員、生徒、父兄、卒業生)
■訪問地
1、TKBC(タイカレンバプテストコンベンション)事務所
2、TBMF(タイバブテストミッショナリーフェローシップ)事務所
3、ティワタ尞(ファイナムカオ尞)
4、ファイディンモー尞
5、チェンマイ日本語教室担当者
■内容
1、TKBC事務所
訪問日 8月15日(木)
参加者 ナッタポン総主事、サラデーン先生(会計)、森島会長、島田兄
①TKBCについて
・来年、2025年に70周年を迎え、2030年(75周年)にはカレン族にキリスト教が伝わって150周年となる。それまでに現在の215教区から300教区までに広げようと目標を立てている。
・今まではタイ国内伝道を積極的に行っていたが、現在は世界中にいるカレン族への伝道に力を入れようとしている。
②TKBCからの提案
・日本での牧師不足の現状の説明→本当に牧師を必要としているのであれば、TKBC内で探すのではなく、KBC(ミャンマーカレンバプテストコンベンション)に協力をしてもらい人材を探すことも可能。必要であるならばTKBCのネットワークを利用して欲しい。
・カレン族牧師を日本の教会で働くというのは長期的なプロジェクトとして、短期、中期的なものとして短期宣教師派遣、ミッションボランティアを計画→青年達がお互いに行き来できる関係性とプロジェクトがあれば参加者の中からに日本で宣教師、牧師として働きたいという人が出て来る可能性もある。また、日本の青年達にもタイ国内におけるキリスト教の現状や伝道について学ぶ機会となるのではないか。
TKBC宛に正式にレター(いつ頃、人数、希望する場所、内容、アクティビティ)を出してもらえたらそれに沿ってツアーを企画することができる。
③TKBCからの要望
・もっと密に連絡を取り合いたい。
・誰と連絡(報告、連絡、相談)を取り合ったらいいのか分からない。
・年に4回、タイで活動する各国のミッショナリー、バプテスト関連のグループの報告会が開催されているのでJBC(海外伝道協会)からも人を出して欲しい。(日本からは難しいと思うので日本語教室のチームからでも構わない。)
TKBC事務所の前
ジョー総主事(男性)、サラデーン先生(女性)
2、TBMF事務所
訪問日 8月15日(木)
参加者 ジョイさん、森島会長、島田兄
①10月に開催される記念式典にJBU(海外伝道協会)からぜひ参加して頂きたいとの事。
3、ティワタ寮(ファイナムカオ寮)
訪問日 8月16日(金)〜19日(月)
・寮創立30周年記念礼拝
日時; 2024年8月18日(日)
場所; ファイナムカオ教会
寮創立30周年、また、JBUの元宣教師である大里師との繋がりで島田兄が初めて尞に訪問し30年、それから関東学院大学、六浦小学校関係者、その他日本人が寮をサポートしてくださったことへの感謝と記念の礼拝が持たれた。
当日はファイナムカオ教会のフェイスブックページ内で配信された。
寮生、卒寮生、日本人参加者
礼拝の様子
森島会長のお話
ソムサック牧師
主日礼拝に参加されていた信徒と
4、ファイディンモー寮(ティワタ村から車で20分位の距離にある)
訪問日 8月18日(月)
ティワタ村の卒寮生であるスニー姉とその夫、ガンポン兄が家族で住み込み、寮を運営している。
20名程の幼稚園から高校生の子どもたちが生活している。
5、チェンマイ日本語教室担当者とのミーティング
日時 8月20日
参加者 長谷部愛実牧師、安倍砂貴
①現在の教室の様子
・2クラス開講
(前総主事ティム先生のご家族のクラスと現総主事ナッタポン先生の姪御さんのクラス)
→TKBCの役員のご家族が学びに来ているというのはTKBC内で日本語教室の存在をアピール出来ていると思うし、TKBCとJBUの関係構築と維持のためには必要であると考える。
②現地スタッフの立ち位置と要望
上記のように、JBUとの関係の再構築を望んでいるTKBCに対して、現地スタッフができることは学びに来ている生徒(役員のご家族)に日本語を教え、生徒の日本語スキルの向上を目指すとともに、役員方にこの教室の存在を知ってもらい、必要性を感じてもらうことだと思っている。私達はその上で、このプロジェクトをお手伝いさせて頂いている立場であること。
現地スタッフのプロジェクトではなく、海外伝道協会のプロジェクトであるので、前回の評議会で評価をきちんとし発表すべきだというご意見をいただいたが、私達としては、現地スタッフが報告をするとしても、評価、必要性、今後の展望等は海外伝道協会の皆さんでするべきだと考える。
協会内でぜひ、議論をして頂きたい。
③今後について
TKBCとのミーティングの中で宣教師派遣という長期的プロジェクト以外に、ミッションボランティアや短期宣教師派遣等のお話が出た。そのような短期的に実現可能なプロジェクトを開催される場合は現地スタッフとしてお手伝いをしたり、長谷部牧師のチェンマイ日本語キリスト教会で受け入れることも可能である。
(左)長谷部愛実牧師(右)安倍砂貴